STORY
ストーリー
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第1話 希望の鐘とお弁当
スゴ腕のフレンチのシェフ・翔太(神山智洋)と味覚に鋭い寺の元副住職・輝元(中村海人)が営む屋台。「何でも作ります」がモットーで、たくさんの悩める客のお腹と心を満たしてきた。そんな2人が次なる挑戦のステージに選んだのが横浜。ビルのテナント物件を見つけてきた輝元の先導のもと、意気揚々と乗り込むが…なんと契約したのは商業ビルの地下スペースだった。「騙された!」「こんなところに客が来るわけない」と悲嘆にくれる中、チラシ配りなど、地道に客集めに奔走する2人。するとようやく初のお客さんがやってくる。しかしその客はまだ幼い小学生の女の子・星羅(永瀬ゆずな)だった。くしゃくしゃになったチラシを手にした女の子に対し、口に合うだろうと得意のカステラ玉子焼きをふるまう翔太。しかし彼女は「美味しくない」と言い、帰っていく…。
1人ではできないことも2人ならできる。帰ってきた最強バディの新たなる挑戦が始まる! -
第2話 フレンチ風牛丼の意地
翔太(神山智洋)と輝元(中村海人)の屋台に陽美(剛力彩芽)が訪れる。客の入りが悪い2人の屋台とは対照的に、陽美の営む店は、本場フランスの三ツ星店でサービス部門の最高責任者である「メートル・ド・テル」というポジションを日本人として初めて務めたギャルソン・御崎(小手伸也)に認められたのだという。刺激を受けた2人だったが、まずは屋台の客を増やそうと、桂華(浅野ゆう子)のアドバイスを受けて地元のコミュニティFMで屋台の宣伝をすることを思いつく。手土産を片手にラジオのプロデューサー・渉(矢花黎)のもとを訪れる輝元だったが、何気ない一言で渉を激怒させてしまい…
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第3話 玉子は立派なメインディッシュ
相変わらず客の来ない翔太(神山智洋)と輝元(中村海人)の屋台。テナント料すら支払えない状況となり焦る2人に対し、桂華(浅野ゆう子)が警備員のアルバイトを紹介する。「今はそんなことをしている場合じゃない」と否定的な翔太を無視して勝手に仕事を受けてしまう輝元。指定された場所に行くと、いつも笑顔で業務にあたっている警備員・鏑矢(勝村政信)が出迎える。超がつくほどまじめな性格で仕事を完璧にこなす鏑矢のもとで、警備員としてのノウハウを学んでいく輝元。しかしある出来事がきっかけで、鏑矢の様子がおかしくなったことに気づき…
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第4話 世界で一番おいしい料理
輝元(中村海人)のラジオ番組に、ご当地アイドル“ビーチサイド”の3人がゲスト出演する。収録後、3人に対し「食べたいものを出すし、自分は元副住職だから人生相談にも乗る」とちゃっかり屋台の宣伝をする輝元だったが、メンバーの1人・エリナが(向井怜衣)その言葉に反応する。その夜、1人で屋台に訪れるエリナ。翔太(神山智洋)は屋台自慢のフレンチトーストをふるまうが、なぜかエリナの表情が浮かない。するとエリナが重い口を開く。「私、アイドルやめようかと」。彼女が抱える悩みとは…?
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第5話 へっぽこ屋台の特製肉まん
星羅(永瀬ゆずな)がケガをし、翔太(神山智洋)と輝元(中村海人)が母親の代理で病院に迎えに行くと、何やら深刻な表情で医師と話す桂華(浅野ゆう子)の姿を見かける。違和感を覚える2人だったが桂華に直接聞くわけにもいかず、複雑な心境。さらに翌日、桂華の店を訪れると、怪しいスーツ姿の男たちと揉めているところに出くわす。彼らはなんと病院にも訪れ、偶然出くわした星羅が彼らの後をつけるが気付かれてしまう。すると姿を見られた男たちは星羅に近づき…星羅の危機に病院に駆け付けた翔太と輝元が知った衝撃の桂華の秘密とは!?
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第6話 恋の生姜焼き?
翔太(神山智洋)と輝元(中村海人)の屋台に、陽美(剛力彩芽)が友人のまどか(二瓶有加)を連れて訪れる。絶賛婚活中!とういうまどかは、颯爽と料理を提供する翔太の身のこなしに感動し、一目惚れする。強引なまどかの行動に複雑な心中の陽美だったが、まどかは「私は本気だから」と宣言して翔太に猛アプローチ、2人で食事をすることに。翔太の様子が気になる輝元と陽美は、なぜか星羅(永瀬ゆずな)も引き連れ、変装して2人の食事の様子を観察するが…
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第7話 煩悩の塊!解脱ミートボール
輝元(中村海人)の実家・泉楽寺では、大きなイベントが控えていた。住職の輝徳(竹中直人)が引退を決意し、輝元の弟・輝昌(大西利空)が後を継ぐことに。屋台に訪れた母・真耶(石田ひかり)からそのことを聞いた翔太(神山智洋)と輝元。しかし真耶は、輝徳の様子がどうやらおかしいと告げる。寺の行く末が気になる2人は、一度戻って輝徳の様子を見ようと決意する。久々の帰省に喜ぶ輝徳だったが、翔太と輝元は本心では引退について納得がいっていないのではないかと推察、輝徳を元気づけようと料理を振舞おうとするが…
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第8話 最初で最後のオムライス
屋台の営業前、怪しい風体の男がやってくる。仕込み中の翔太(神山智洋)と輝元(中村海人)に対し、さりげなく屋台の様子を探ってくる男だったが、星羅(永瀬ゆずな)の姿を見かけると表情を一変。屋台を後にした星羅を追うように出ていく男に対し、翔太と輝元も思わず男を尾行する。同じく男を怪しいとにらんだ警備員の鏑矢(勝村政信)と一緒に後をつけると、男はスマホで星羅の姿を撮影しだす。「ストーカー!」と男を取り押さえた翔太と輝元だったが、なぜかその男は「自分は星羅の父親だ」と名乗る。そして衝撃の事実を知ることに…