HOME

トップ > トピックス

TOPICS
トピックス

神山の“鐘”に中村が“合掌”!?
最強バディのクランクアップリポート!

Vサイン&合掌で、最後を締めくくる中村
Season1から長期にわたり撮影が行われた『ミッドナイト屋台』も、いよいよクランクアップ。最後のシーンは翔太(神山智洋)と輝元(中村海人)、そして星羅(永瀬ゆずな)の父親との緊張感ある屋台でのシーンだった。シーンを撮り終え、監督のひときわ大きな「カット!」の声がかかると、この瞬間を待っていたスタッフが屋台を囲むように集まってくる。その中心にいるのは、もちろん神山と中村だ。
まずはスタッフから「方丈輝元役・中村海人さん、オールアップです!」と声がかかると、片手を天に突き上げVサインを決める中村。そして神山が屋台セットの鐘を鳴らすと、それに応えるように合掌した。コメントを求められると、「いやぁ、お世話になりました!」と、まず感謝の言葉を口にする中村。「最初にお話をいただいた時、神山君とはゲームチャンネルでご一緒したことはあったのですが、演技の仕事に対する向き合い方などが分からず、『自分が足を引っ張ったらどうしよう』と考えていました。でも間近で見ていると、後輩として勉強になることばかりでした」と、多くのシーンを一緒に撮影した先輩・神山について言及。その上で「この作品で演技への向き合い方が大きく変わったと感じているので、これからもお仕事で皆さんと会えるように頑張りたいと思います。その時も優しく、温かく見守ってください」と言い、大きな拍手を浴びた。

「現場の温かな空気感が、画面を通して伝わるように」と神山
続いて挨拶に立った神山。撮影期間中、主演として現場を引っ張ってきた神山は、スタッフからの拍手に両手を広げて感謝の気持ちを表した。「芸能界に入って21年ほど経ちますが、後にも先にもこんなに濃い期間はないんじゃないかなと思うくらい、毎日が充実していました。スタッフの皆さんも大変だったろうと思います。まずはゆっくり休んでください」と、座長らしく皆を気遣った。「この作品の撮影と並行してライブや他のお仕事やらで、本当に忙しくさせていただいたんですけれど、この現場はいつも温かい雰囲気で、その空気感が作品の中にもギュッと詰め込まれて、画面を通して見てくださる方を幸せな気持ちにさせるのではないかと思っています。明日からは達成感と同時に虚無感に襲われそうですけど、この経験は確実に自分にとっての財産です。また皆さんとご一緒できるよう頑張りますので、その時は是非ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました!」という強い言葉で締めくくった。この後に挨拶を求められた監督も、「いやぁ、神山君が全部言ってくれたよ」と苦笑い。皆が笑顔で労を労い合う中、最強のバディ、そして最高のチームは解散となった。
神山と中村にとっても思い出深い作品となった『ミッドナイト屋台』。Season2の配信も遂に最終回を迎えるが、最後に供されるのはミートソース・スパゲティ。家庭でもよく作られるパスタ料理だが、調理の過程ではこれまで翔太が披露してきたフレンチのアレンジがもちろん使われており、まさに集大成となっている。これまでのストーリーを思い返しながら、ぜひ最後の一皿を堪能してほしい。

神山智洋インタビュー

  • ― Season1から数えて長期にわたる撮影となりましたが、振り返ってみていかがですか?
    神山 このドラマのお話をいただいた時から、ライブなど他のお仕事と重なることは分かっていたのですが、ぜひやりたいと思い、オファーを受けました。毎日台詞を覚えて翌日の撮影に臨むという、インプットとアウトプットの連続で、こんな濃い撮影期間はもうないんじゃないかと思います。撮影のない日もフェスに参加したりして、時には「俺は今どこにいるんだろう」というくらいヘロヘロになって…。でも、この現場に戻ってくるとスタッフのみんながとても温かいんですよね。これまでもドラマの撮影などでいろんな現場に参加しましたが、この『ミッドナイト屋台』チームが断トツで明るいと思います。
  • ― 中村海人さんとの共演はいかがでしたか?
    神山 後輩の子と、これまでこんなに長期間にわたって一緒にいたことがなくて。僕から具体的に何かをウミ(中村海人)に教えるってことはなかったけれど、やはり自分の演技なり、現場での在り方なりで見せられるところもあるのかなと思いました。そしてSeason2からは矢花(黎)も参加することになって。むしろ彼のほうが、先輩二人がいる中で萎縮してしまうんじゃないかと思い、緊張を和らげるようご飯に連れて行ったりと、“ウエルカム体制”をできるだけ整えましたね(笑)。
  • ― 改めて視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします
    神山 このドラマに参加して本当に良かったと思っています。自分の中の財産というか、これからの大きな糧になる作品になりました。寺を飛び出してさらなる成長を遂げた翔太と輝元ですが、最終話でどのような深化を見せるのか。そんな部分を最後まで見届けてもらえたら嬉しいですし、今回も登場する美味しい料理と一緒に味わってもらえればと思います。

中村海人インタビュー

  • ― クランクアップを迎えたわけですが、振り返ってみていかがですか?
    中村 方丈輝元として長期間生きてきたので、輝元の考えや行動原理も理解した上で、演技ができるようになったと思います。この現場って監督から「自由に演じてください」と言われることが多いのですが、そこでも自然と輝元らしく振る舞うことができました。また、有り難いことによく喋る輝元は台詞の量も膨大で…。毎日、並々ならぬ量の台詞を覚えさせていただいて(笑)。台詞を覚えるペースも速くなるなど、この作品に鍛えていただきました。
  • ― 「テル」呼びで接してくる星羅とのやり取りも印象的でした。
    中村 ゆずなちゃんにはドラマの中だけでなく、撮影以外の時間でも「テールー!」と呼ばれたりしていたんですが(笑)。それはともかく、ゆずなちゃんは撮影現場の前室での立ち居振る舞いや、言動の一つひとつがとても大人びていて、既に一人の女優ですよね。ただ、僕は彼女の子どもらしい姿も見たいと思ったので、空き時間にはけん玉で遊んだり、空手の型を教え合ったりして遊んでいました。
  • ― 視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
    中村 Season1から見てくださっている方も多いと思いますが、翔太と輝元を愛していただいて本当にありがとうございます。二人は喧嘩も多いんですけれど、認め合いながら屋台を続けてきて、一ツ星を獲得するまでになりました。そんな彼らが最後にどのような選択をするのかに、注目してほしいと思います。そしていろいろな料理が登場しましたが、食べたいと思った料理があったら、ぜひ作ってみて下さい!

©NTTドコモ/東海テレビ