(C)「それでも俺は、妻としたい」製作委員会

風間俊介とMEGUMIの会話に注目　

風間俊介とMEGUMIがW主演するドラマ「それでも俺は、妻としたい」の第2話がLeminoで配信中。脚本家・足立紳のほぼ実録という小説を原作に、ダメ夫と生活を支える妻の“性”生活の攻防が繰り広げられる。(以下、ネタバレを含みます)

夫婦間の“性の悩み”を痛快エンターテイメントドラマに、制作&俳優陣の光る妙義

本作は、売れない脚本家の夫と、そんなダメ夫を罵倒する妻の夫婦“性”活を描くエンターテイメントドラマ。2023年後期放送の連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK総合ほか)の脚本などを手がけた足立紳の同名小説が原作で、脚本・監督を足立自らが務める。

収入なしのダメ夫・柳田豪太を風間、ヒモ同然の夫と息子との生活を支えながら、夫からの誘いは拒絶する恐妻・柳田チカをMEGUMIが演じる。

(C)「それでも俺は、妻としたい」製作委員会

得意の料理の腕前を生かして子ども食堂を手伝う豪太(風間俊介)　

ママ友に“レス”の悩みを打ち明けた結果…

子ども食堂を一緒に手伝うママ友たちとの赤裸々な会話の中で、チカがいつも不機嫌で、取り合ってもらえないと嘆く豪太。「自慢じゃないけどさ、家事、育児、そうとうやってるよ」と言うが、みどり(吉本実憂)に「売れてないからしょうがないよね」とツッコまれ、さらに昨年の年収が10万円以下だったことをバラされてしまう。すると、他のママ友たちから「家事しなくてもいいから、月に10万くらい稼いでくれるほうがましでしょ」「逆にチカちゃん優しいよ、年収10万で離婚しないなんて」と冷たい反応が相次いだ。

ただ、夜の営みを求め続けることは「えらい」という意見があり、スマホのメッセージでお願いしてはどうかと提案された。

豪太はそれから何日間も、メッセージの文面をどうするかで頭がいっぱいになる。そんななか、仕事の打ち合わせで会ったプロデューサーから「セフレができた」と自慢された。それに触発された豪太は、「突然すみません。今晩セックスさせてもらえませんでしょうか」とストレートなメッセージを送信することに。

(C)「それでも俺は、妻としたい」製作委員会

妻としたい思いをメッセージで送ることを決意する豪太(風間俊介)　

「したい」「しない」の攻防の中に浮かび上がる夫婦の問題

返信を待っていると、チカから怒りの電話がくる。その日、息子・太郎(嶋田鉄太)のスクールカウンセラーとの面談があることを、前夜に念押しされていたにも関わらず忘れていたのだ。

「これはもうセックスどころではないだろう…」と思いながら慌てて駆け付けた豪太に、案の定、罵声を浴びせるチカ。面談をとおして息子の成長を感じたことで、チカの機嫌が少し戻ったものの、メッセージの返事を聞くことはできないまま帰宅。ソワソワしながら夕食、息子の寝かしつけを済ませ、入浴を終えたばかりのチカに切り出した。

いつものように断られるものの、豪太は家事や育児をがんばっていると主張。しかし、チカは、家事・育児は「当たり前」のことで、それでも育児の面倒なことは避けていること、また食事を作るのは「食い意地がはってるあんたが唯一できる仕事なんだから、それぐらいでセックスできるわけないでしょ」と反論した。

それでも引き下がらない豪太に、チカは「めんどくせぇな」と頭を抱えながら、根負けしてついに承諾。かなりキツイ言葉と悪態つかれながらも豪太は喜び、いそいそと布団の用意をするのだった。

第1話に続いて展開した豪太とチカの攻防だが、その会話には、家事・育児の分担など夫婦の問題が浮かび上がる。おもしろさのなかに、考えさせられる深さがあるのだ。

さて、豪太の念願はようやくかなうのか、第3話も見逃せない。

【制作・編集：WEBザテレビジョン編集部】

　(C)「それでも俺は、妻としたい」製作委員会

「それでも俺は、妻としたい」第2話より

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「それでも俺は、妻としたい」第2話より　

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