『情事と事情』第5話 野良猫のように気まぐれな玲門。「どこにも行かないでね」とつぶやく流奈に、玲門は……?
ドラマ
映像配信サービスLemino(レミノ)のオリジナルドラマ『欲望三作』の第2弾である『情事と事情』。恋愛小説の名手・小手鞠るいの小説『情事と事情』(幻冬舎文庫)を原作に、『復讐の未亡人』『隣の男はよく食べる』(ともにテレビ東京)などを手掛けた井樫彩監督がメガホンを取る同作。1月2日より、第5話がLeminoにて独占配信される。
自宅で佐藤玲門(寺西拓人)と過ごす水無月流奈(真飛聖)。同じ本を繰り返し読む玲門は「主人公が僕みたい」と本の面白さを語る。流奈はそんな玲門に抱きつき「どこにも行かないでね」とつぶやくが、玲門は何も答えずに本を読み進めて……。
中条彩江子(さとうほなみ)は流奈のバーを訪れていた。「今日ピアノの方いないんですか」と彩江子が声をかけると、「もうすぐ来ると思うんですけど……気まぐれなもんで、うちのピアニスト」と返す流奈。彩江子はそんな流奈を見て「流奈さん、余裕があって素敵です。気まぐれな人、私だったらイライラしちゃいます」と褒める。流奈は「退屈してるだけですよ。あれこれ経験するうちに大概のことが想像できて、心が動じなくなっちゃったのね。だから予測不能な行動する人が近くにいると面白いの」と答え、誰も座っていないピアノの椅子を不安げに見つめるのだった。
バーにいる時に世良晴人(佐藤寛太)から連絡が入り、初めて晴人の家を訪れる彩江子。2人はお互いを名前で呼び合う仲になっていた。晴人が「この部屋に女性をお招きするの初めてです」と話すと、喜ぶ彩江子。晴人は彩江子を後ろから抱きしめ、そのままキスを重ねて……。
【制作・編集:All About編集部】