
(C)「産まない女はダメですか?」製作委員会直樹(増子敦貴)は自分を変えるため、新聞配達のアルバイトを始める
宮澤エマが主演、浅香航大、北山宏光が共演するドラマプレミア23「産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系で放送中/Lemino[ネットもテレ東]で期間限定広告付き無料見逃し配信中)の第9話が5月25日に放送。元妻・千紘(渡邉美穂)から娘を引き取りたいと告げられ葛藤する緒方(北山)の姿や、自立のための一歩を踏み出しながらも、毒親の執念深い束縛によって衝撃の事件を起こしてしまう直樹(増子敦貴)の様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
「産まない」選択をした夫婦…予期せぬ妊娠から始まる社会派ヒューマンドラマ
本作は北実知あつき氏のコミックが原作。共働きで意図的に子供を持たない“DINKs”として、平穏な日常を謳歌していたはずの主人公が、夫の狡猾な裏切りによって望まぬ妊娠を強いられる。築き上げた生活が音を立てて崩れ去る中、正解のない「家族の形」を求めてもがく姿を鋭く描く社会派ヒューマンドラマだ。
(C)「産まない女はダメですか?」製作委員会直樹をあだ名で呼ぶアルバイト先の先輩
哲也、止まらぬ暴走 狂気の表情でアサにハサミを向ける
アサ(宮澤)が働く美容室へ、偽名を使って客として接触した哲也(浅香)。アサが床に落としたハサミを拾い上げ、彼女に向かって真っすぐ歩み寄る緊迫の瞬間、緒方が間に入りアサを庇う。
その瞬間、哲也の冷徹な眼光はいつもの笑顔へと一転。ケープの奥からアサが置いていった結婚指輪を取り出し、「妊婦ってむくむんだっけ?」とほほ笑む。周囲に異様な恐怖の余韻を残したまま、哲也はその場を立ち去った。
語られる緒方の壮絶な過去…前妻との別れ
緒方は娘の凪咲と、穏やかな日常を築いていた。母親のいない環境を少しずつ受け入れ始めた凪咲は、幼いながらも精神的な成長を見せていく。しかしそんな折、緒方の元に元妻・千紘から連絡が入り、「凪咲を返してほしいの」と思いもよらない要求を突き付けられる。
緒方はアサに「僕は女性が子供を産むということを甘く見ていたのかもしれません」と吐露。産後鬱を患った千紘とは、凪咲がまだ生後7カ月の頃に離婚していた。千紘は妊娠・出産に極限の恐怖を覚える「トコフォビア(出産恐怖症)」を抱え、妊娠中から自殺未遂をしていた。さらに出産後には凪咲を手に掛けようとしたり、自殺未遂を繰り返したりした末、緒方に離婚を突き付けたという。現在は再婚して平穏に暮らしているという千紘が、なぜ今さら凪咲を取り返しに来たのか、緒方は深い苦悩に陥る。
千紘から明かされた真実に、緒方は激しく葛藤する
その後、千紘と向き合う場を設けた緒方。「私がお腹を痛めて産んだたった1人の娘なんです」と訴える千紘に対し、緒方はかつて“産ませる側”として彼女を追い詰めてしまったことを謝罪しながらも、「凪咲は僕にとっても世界でたった1人の娘だ」と引き渡しを断固として拒む。
帰り道、緒方は偶然アサと遭遇。アサは瑞々しい真っ赤なイチゴを取り出すと、「お疲れ様でしたってことで」とほほ笑んで手渡す。アサの優しさに、緒方の沈んだ表情に笑顔が戻る。
後日、仕事中の緒方の元へ、保育園に千紘が突然現れたという知らせが届く。これまで音信不通だったのに、なぜ今になって娘を求めるのか、理由を問い詰める緒方。すると千紘は「がんが見つかったの。子宮頸がん。もう二度と子供は望めないって」と過酷な現実を告白する。
凪咲を預かっていたアサの元へと戻った緒方。不妊治療の過程で病が発覚したという千紘の話から、「凪咲のときにあんなにつらい思いをしたのに不妊治療をしたなんて、余程子供が欲しくなったんだと思います」と、元妻の痛切な思いに心が揺れ始める。そんな彼の葛藤を見つめ、アサは「緒方さんの気持ちも大切だと思いますよ。凪咲ちゃんのそばにいたのは緒方さんなんですから」と、そっと寄り添うように声を掛けるのだった。
毒親・愛子の底知れぬ狂気…追い詰められた直樹が選んだあまりにも悲しい凶行
その一方で、アサの弟・直樹は、引きこもり生活と毒親・愛子(西田尚美)による過度な支配から脱却するため、新聞配達の仕事をスタートさせる。職場の仲間から労いの缶コーヒーを渡され、親しみを込めたあだ名で呼ばれ、笑顔になる直樹。だが、その光景を物陰から愛子が狂気的なまなざしで凝視していた。
数日後、直樹が配達を担当するエリアで、夕刊が届いていないというクレームが相次ぐ。帰宅した直樹が台所を調べると、そこには隠された大量の新聞が。さらにその夜遅く、帰ってきた愛子の手にも、直樹が配った大量の夕刊が握られていた。母親の常軌を逸した行動を目の当たりにし、ようやくつかみかけた自立への希望をへし折られた直樹の目から、完全に光が失われる。
まもなく、アサのスマートフォンに直樹からの着信が入る。「ごめん、母さんのこと刺した」という衝撃的な告白に、アサは激しい衝撃を受け、言葉を失うのだった。
(C)「産まない女はダメですか?」製作委員会直樹は新聞配達のアルバイトで少しずつ自立の道を歩み始める
緒方の過去に同情の声 毒親を刺した直樹の凶行に衝撃走る
シングルファザーとして奮闘する緒方の、壮絶な過去が明らかになった今回。SNS上では「緒方さんの包み込むような優しさは過去の後悔があったからなのか…」「せっかく凪咲ちゃんのこと一人で育ててきたのに、そりゃないよ…」「アサちゃんが緒方さんの支えになりますように」と、男手一つで娘を育ててきた緒方に同情を寄せる書き込みがあふれた。
さらに、自分を変えようと立ち上がった直樹が、毒親・愛子を刺してしまう展開には、「せっかく宿った直樹くんの目の光がすっと消えた瞬間に鳥肌が止まらなかった」「直樹くん…うそでしょ」「どこまで直樹の人生を邪魔するんだ…」「直樹くんがかわいそうすぎて号泣した」といった悲鳴に近いショックの声が相次いだ。
(C)「産まない女はダメですか?」製作委員会自立していく直樹を毒親・愛子(西田尚美)が阻害する
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
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