『情事と事情』第4話 「誰かと間違えているのかしら」と呟く愛里紗に、流奈が母親の姿を重ねた理由とは
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映像配信サービスLemino(レミノ)のオリジナルドラマ『欲望三作』の第2弾である『情事と事情』。恋愛小説の名手・小手鞠るいの小説『情事と事情』(幻冬舎文庫)を原作に、『復讐の未亡人』『隣の男はよく食べる』(ともにテレビ東京)などを手掛けた井樫彩監督がメガホンを取る同作。12月26日には、第4話が配信された。
仕事前にワインショップを訪れるピアノバー「⽔無⽉」の経営者・水無月流奈(真飛聖)。ワインを見ていると、店の奥で結城愛里紗(倉科カナ)が店員に相談している声が聞こえてくる。「和食に合うお酒をいただきたいんですけど……お祝いなのでシャンパンかワインで」と言う愛里紗。店員に何のお祝いか尋ねられると、「確か……記念日のお祝い? 何の記念日かしら……」と呟く。
にこやかに店員と話す愛里紗の様子を見て、流奈は母・水無月寿美子(銀粉蝶)の姿を思い出した。流奈がまだ実家にいたころ、夫からもらったアクセサリーを眺める寿美子。流奈が「お母さまの誕生日は今日じゃないわよね……お父さま誰かと間違えているんじゃ……」と話しかけるも、寿美子はただ「幸せだわ」と言ってほほ笑むのだった。
一方、会計を済ませた愛里紗は、「記念日って……誰かと間違えているのかしら」と呟く。その日は、夫・結城修(金子ノブアキ)の愛人・玉木まりも(森香澄)の誕生日で……。
【制作・編集:All About編集部】