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【2025 JリーグYBCルヴァンカップ】日本代表入りの期待膨らむヤングスター。FC東京MF俵積田晃太が語る自身の現在地と未来像

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切れ味と力強さを兼ね備えたドリブル突破はリーグ屈指。青赤育ち、二十歳のアタッカーが面白い。3月20日に開幕する2025シーズンのJリーグYBCルヴァンカップ。FC東京は1stラウンド1回戦でアウェイに乗り込み、奈良クラブと対戦する。Leminoでも無料ライブ配信されるこの試合に向け、青赤のヤングスターでニューヒーロー賞の対象選手でもある俵積田晃太選手にインタビューを実施。東京で攻撃の中心となりつつあり、さらに日本代表入りも期待される若手の注目株は自身の現在地、そして未来像をどう捉えているのだろうか。

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──3月20日に2025シーズンのJリーグYBCルヴァンカップが開幕します。FC東京は今シーズンから新しく松橋力蔵監督が就任しましたが、まずここまでの印象はいかがですか? 

すごく積極的にいろいろな選手とコミュニケーションを取っていて、話しやすい印象ですね。個人的には結果につながるプレーやチャンスメイクを求められていると思っています。正直、キャンプから練習はキツかったですけど、選手はピッチで結果を出すだけ。自分は今までどおりのプレーをするだけです。

──昨シーズンまでは主に左サイドのアタッカーを務めていましたが、今シーズンは3-4-2-1システムのインサイドハーフでプレーしています。新しいポジションの感覚は?

サイドに開いてボールを受けることもありますけど、よりゴールに近いポジションなのでセンターバックに直接ドリブルで仕掛けられることでチャンスが生まれやすいと思っています。インサイドハーフは今までやったことないポジションでしたけど、そこはすごくポジティブに捉えています。

──サイドと比べて一つ内側に立つことで相手のマークは変わりましたか?

そうですね。そこが大きく違って、背中からすごくプレッシャーを受けるようになりました。今まではタッチラインを背にした状態で仕掛けていたんですけど、内側のポジションに入ったことで相手からガンガン体をぶつけられたり、今まで経験したことのない感覚があります。今はそれを乗り越えて自分の成長につなげられるようにしたいと思っています。

──練習時に高宇洋選手と走りながらよく話をしていますよね。どんなコミュニケーションを取っているんでしょうか。

ヤンくん(高宇洋)からはアドバイスもありますし、質問もします。自分からこうしてほしいって話もするし、向こうもどこで受けたいとか、どんなタイミングがいいとか、いろいろ寄り添ってくれる。非常にやりやすいですし、僕もそれに応えたいという気持ちもあります。例えば相手が3枚くらいマークに来ることもあったときに、「自分でどんどん行ってもいいし、状況打開が難しかったら、横でサポートするようにするからいつでも預けてくれていいよ」って言ってもらったり。今まではどちらかというと「自分一人でこじ開けてやろう」って意識が強かったんですけど、うまくフォローしてもらっている感じですね。

──松橋監督から選手たちに「自分の今を越えていけ」という話があったと聞きました。自分はどんなところを越えていきたいと考えていますか?

まずは昨シーズンの自分よりすべての部分でレベルアップしたいと思っています。個人的にはドリブルが通用している部分はあると思いますし、守備にはまだ課題が残っていますけど、自分が目指すべき舞台に立つためには本当に全部の能力を上げなきゃいけない。それは1年目からずっとから言っていることでもあります。例えば五角形とかで選手のパラメータを表すとしたら、すべての項目で大きく広がっていくのが理想ですね。今はドリブルが一つだけ飛び抜けていると思うんですけど、守備力を伸ばしたいとか、パスが出せるようになりたいとかではなく、すべての能力をドリブルに近いくらいのところまで大きくしたい。小さい頃から日本代表に入ることが夢なので、それに向かって大きく成長していきたいと思っています。

──プロ1年目がリーグ戦27試合出場、昨シーズンは33試合出場。数字も内容もしっかりと積み上げてきた印象があります。昨年は一対一ではほとんど勝っているのではないかと思うほど好調な時期があった一方、相手に対策されて難しい時期もあったようにも思いました。

昨シーズンはすごくいろいろなことを経験させてもらった一年だったと思います。プレー中の視野は1年前よりも確実に広くなっていますし、試合に多く起用してもらえたことで自然と経験を積み重ねて、少しずつ周りが見えるようになってきました。ただ、もちろん全部が全部調子いいわけじゃないので、少しずつでもレベルアップして、調子がいいときの自分が“普通”になるような感じにしていきたいですね。特に夏場は本当に暑すぎて動けなかったので、体力面の課題も感じています。あとは、相手のマークが多いときに自分がどうすれば切り開いていけるかを考えるようになりました。自分に2人来ているということは、絶対にどこかで味方が1人空いているはず。そこにバスをつなげられたら、より効果的な攻撃ができるので、まずはゴールを最優先に考えて、そこからアシストという順番で結果にこだわっていきたいと思っています。

──確かに今シーズンは周りも使いながらいろいろなプレーができているように思います。自分としても手応えがあるのでは?

そうですね。ドリブルとかパスも含めて、ボールを持ったときの感覚は自分でもいいと感じています。あとは本当にゴールを決めたり、アシストをつけたり、目に見える結果が欲しい。もちろんシュートを増やしたいという気持ちはありますけど、実際にバスの判断も持っていますし、全部が全部シュートってわけではないです。例えば(マルセロ)ヒアンは自分が持ったときにいい動きで抜け出してくれるし、自分が抜け出したときもいつもパスをくれる。そういう理解形成ができているので、出したり出してもらったりしながら自分も結果を出していきたいと思っています。

──開幕戦からいきなり決勝点につながるラストパスでアシストを記録しました。

最初は自分でシュートまで行こうとしたんですけど、いいタイミングで(白井)康介くんが入ってきたので、パスを選択した感じでした。ペナルティエリア内に入って行けたことも良かったし、自分も康介くんもポケットを狙ったからこそ生まれたゴールシーンだと思うので、どんどんああいうプレーを増やしていきたいですね。

──個人としてもチームとしても調子を上げつつある中、明治安田J1リーグ第4節の鹿島アントラーズ戦、第5節の湘南ベルマーレ戦といい形で攻撃を構築しながら決定力を欠いて勝利を手にすることができませんでした。俵積田選手にも大きなチャンスがありましたね。

本当にああいう場面で決めなければいけないので、すごく責任を感じています。自分が決めていれば勝点3が取れた試合だったので、本当にもったいない試合になってしまいました。すぐに改善したいところなんですけど、これは本当にやり続けるしかないので、初心に戻って一からやり直したいと思います。 

──ドリブルや仕掛けの再現性についてはどう考えていますか?

もちろんイメージはありますけど、再現性を考えながらも、同時に自分の感覚を大事にしている部分もあります。やっぱりそれぞれの選手に得点パターン、得意なパターンがあるので、自分もそういう形を見つけていきながら、レベルアップしていきたいと思っています。

──ちなみに理想としている選手はいますか?

それはもうリオネル・メッシ選手(インテル・マイアミ/アメリカ)ですね。みんな思っていることでしょうけど、自分からドリブルで仕掛けて、周りを使いながらフィニッシュまでできる。全部できるという部分で理想的な選手です。

──さて、3月20日からJリーグYBCルヴァンカップが開幕します。1回戦はアウェイで奈良クラブとの対戦です。初見の対戦相手、カテゴリの異なるチームとやりにくさもあるのではないでしょうか。

そこは関係ないですね。とにかく自分たちは勝っていくだけなので、どんな相手であっても、どれだけ守りを固められたとしても、自分たちのサッカーを見せて、殴り続けて圧倒して勝つだけだと思っています。

──俵積田選手はニューヒーロー賞の対象選手でもあります。

ニューヒーロー賞も、自分がやるべきことをやっていればついてくるものだと思いますし、とにかく目の前のことに集中したいです。あまり先のことを考えるのは好きではないですが、結果的に自分が受賞している状況にしなければいけないと思っています。

──先ほど、日本代表への言及がありました。代表チームは個で打開できる選手に注目していて、今年は国内組中心で戦うEAFF E-1サッカー選手権が開催されるため、俵積田選手にもチャンスがあるのではないかと思います。

日本代表は小さい頃からのあこがれの場所ですが、みんなも選ばれたいと思っているはずです。とにかくいいプレーを続けていけば、おのずと見えてくるはずなので、目の前の試合に集中していくことにフォーカスしていきます。

──プロ3年目、あらためてどんなシーズンにしたいと思っていますか?

個人としてもチームとしても、常に勝利するようなシーズンにしていきたいです。目の前の相手に対しても、試合についても、全部勝つことを考えています。チームの勝利に貢献できる存在になりたいし、若手ですけど、年齢は関係なく、どんどん引っ張っていけたらと思います。

文=青山知雄
写真=青山知雄、FC東京 
【制作・編集:Blue Star Productions】

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