
(C)PRODUCE 101 JAPAN 新世界「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」第8回より
サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」の第8回が5月14日にLeminoで配信された。今回は、“第2回順位発表式”。35位までに入らないと次のステージへ進めないという過酷な現実が突きつけられ、喜びと涙が入り混じる人間ドラマが展開された。(以下、ネタバレを含みます)
「コンセプト評価」のオリジナル曲に一同歓喜
「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」は、国籍や出身地を問わず(一部地域を除く)全世界から集結した参加者が競い合う、シリーズ初のグローバルオーディション。練習生がダンスや歌唱などのさまざまなミッションを行い、100%視聴者の投票によってデビューメンバーが決まる。
番組の規模が日本国内から世界へと拡大され、シリーズ初の「全世界配信」および「全世界投票」を実施。国民プロデューサー、SEKAIプロデューサーら世界中の視聴者が見守る中で、新たなグローバルボーイズグループの誕生を目指す。
(C)PRODUCE 101 JAPAN 新世界「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」第8回より
ディーン・フジオカから発表された新たな課題は“コンセプト評価”。会場の空気が一変する中、練習生たちはチームに分かれて担当する5曲のオリジナル楽曲映像に真剣なまなざしを向けた。
禁断の物語をダークに描く「BLACK ANGEL」をはじめ、J-ROCKダンスナンバーの「DREAMER」、ラテンのグルーヴとヒップホップを融合させた「Fuego」、ヒップホップパフォーマンスの「KICK」、他とは一味違うかわいらしさを感じるダンスポップ「Neko(ねこ)」と、それぞれの曲は全く異なるコンセプト。
これらの楽曲と練習生の組み合わせが気になるところだが、国民プロデューサーおよびSEKAIプロデューサーによる投票結果で決まる仕組み。しかも、コンセプト評価のステージに立てるのは第2回順位発表式で上位35位までに入った者のみで、1位チームには25万票のベネフィットが与えられることも発表される。ただし、その票数は均等配分ではない。チーム内順位によって大きな差が生まれるシビアなシステムになっているのだ。
(C)PRODUCE 101 JAPAN 新世界「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」第8回より
運命のチーム分けということで、封筒に記されたアルファベットの部屋に集められた練習生たち。彼らは、自分たちがどの楽曲に選ばれたのかを予想しながら緊張の面持ちに。
アダム・ナガイ(ADAM)と柳谷伊冴(ISSA)が同じ部屋で鉢合わせすると、「本当に!?」「一緒にやりたかった!」と大喜び。釼持吉成(KINARI)、ユ・ヒョンスン(HYEONSEUNG)、パク・シヨン(SIYOUNG)らが集まった部屋では、「絶対BLACK ANGELだ」と予想し合い、早くも“強者感”が漂っていた。
一方、「Neko」を希望していたアーチャー・ウイ(ARCHER)は、入ったEの部屋が「Neko」だと判明すると、「最初に聞いたときからやりたかったからうれしい」と笑顔に。「今は脱落するか生き残れるかの瀬戸際にいるから絶対生き残りたい」と強い覚悟も口にした。
チーム最年少・杉山竜司の“ファインプレー”に涙腺崩壊
「KICK」チームは、大林悠成(YUSEI)、リー・ウェイゼ(WEIZE)、小林千悟(CHISATO)、石田亮太(RYOTA)らセンター候補が勢ぞろい。メンバー投票の結果、大林がセンターに決定した。
ダンストレーナー・仲宗根梨乃のレッスンでは、「小学校に戻れ」という強烈な指摘が。さらに「俺にデビューする価値があるっていうアピールをして」と、即興で“デビューできるか”を審査される独特なレッスンが始まり、メンバーたちは感情をさらけ出していく。
(C)PRODUCE 101 JAPAN 新世界「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」第8回より
特に石田は何度やってもOKをもらえず、「全部うまくやろうとしてしまう」と苦悩。それでも最後には感情をむき出しにしながら奮闘し、そんな彼を見ていたメンバーたちが思わず涙を流す場面も。杉山竜司(RYUJI)はチーム最年少ながら「泣きたいときは泣きましょう」と優しく声を掛け、その姿にSNSでは「この言葉がすぐに出てくる竜司すばらしい」「石田亮太くんのところ、涙腺崩壊」「私も泣いた」「青春すぎる」という声が相次いだ。
続く「DREAMER」チームでは、歌唱力に定評のあるアダムとユン・ジェヨン(JAEYONG)がメインボーカルを競い合う展開に。メインボーカルにはジェヨンが、センターには柳谷が選ばれ、アダムは複雑な表情を見せる。それでも「ベストを尽くせば、注目してもらえると信じています」と、前向きにコメントした。
ボーカルトレーナー・川畑要のレッスンで「もっと抜け出してほしい」という課題が突きつけられたジェヨン。彼は、レベル分けテストで一緒だったオ・シンヘン(SHINHAENG)、シヨン、ヒョンスンらの中では順位が伸び悩んでいた。ジェヨンはデビュー圏内に入るライバルたちに後れを取っていることに対して、「自分もデビュー圏内だったら彼らと笑い合えたのに…」と複雑な心境を告白。
川畑からは「順位が低いからとか高いから俺は大丈夫だ、ではなくて、自分はプロフェッショナルになりたいんだという思いをみんなに届けて」と、エールが送られた。
(C)PRODUCE 101 JAPAN 新世界「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」第8回より
順位の低さを気にする岡田侑磨をみんなでサポート
“かわいい”だけでは終わらない中毒性を放っていたのが「Neko」チーム。この楽曲の振り付けは、ME:Iを輩出した“日プ女子”での熱血指導が話題となったYUMEKIが担当する。そんな中、10人中9人がセンターに立候補するも、メンバーの投票により加藤大樹(K.DAIKI)が選ばれた。
加藤は「自分のやりたいコンセプトの曲が来たし、『原宿キラカワNeko』を演じたい」と笑顔を見せるが、トレーナーの仲宗根からは「キュートだと思ってやるな」「毎回表現を変えろ」と厳しい指摘が飛ぶ。何度も繰り返されるレッスンに、仲宗根自身も涙を浮かべながら「クリエーターは1人1人のことを考えて真剣に作ってる。恥ずかしがってる場合じゃない」と全力でぶつかるシーンは印象的。これには、加藤も「みんなを引っ張れる存在になりたい」と気を引き締める。
また、「BLACK ANGEL」チームには、安部結蘭(YURA)、後藤結(YUKI)、シヨンらが集結。シヨンがリーダーに立候補し、満場一致で彼に決定した。センター決めでは6人が名乗りを上げるも、最終的にはボーカルとしての実力を重視。他のメンバーよりも一歩リードしている安部が務めることになった。
上位メンバーが多いため、「この中では一番順位が低い」と焦る39位の岡田侑磨(YUMA)。ダンストレーナーのKAITAは岡田に向けて「順位が邪魔してるんじゃない? フラットに全員頑張ってほしい」とアドバイス。リーダーのシヨンも「魅力が基準だから。BLACK ANGELが似合わなかったら俺も(35位以内から)落ちる」と岡田に寄り添い、チームの士気を高めていく。
「Fuego」チームでは、メンバーたちがラップ&ダンスの高難度コンセプトに大苦戦。そんな中、今江陸斗(RIKUTO)はラップ未経験だったが、ラップトレーナーの安達祐人から「その声を聞けてうれしかった。新しい可能性を感じる」と温かい言葉をもらい、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
そして、SEKAIプロデューサー代表のチェ・スヨン(少女時代)が練習生の前に登場。第2回の順位発表式が行われた。まず、35位から24位の練習生が“発表ゾーン”へ呼ばれると、会場に緊張が走る。34位に田中蒔(MAKI)、33位には篠ヶ谷歩夢(S.AYUMU)がそれぞれランクイン。29位で小笠原ジュゼッペ慧(GIUSEPPE)が呼ばれると、ルーツのあるイタリアでは1位を維持していることも明かされ、会場からどよめきが起こる。
(C)PRODUCE 101 JAPAN 新世界「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」第8回より
残された者の責任を感じながら…現時点のデビュー圏内メンバーが決定
デビュー圏内の12位以内の発表では、土田央修(OSUKE)が12位、柳谷が11位に。その後も、10位・杉山、9位・ヒョンスン、8位・飯塚亮賀(RYOGA)、7位・シンヘン、6位・シヨン、5位・矢田佳暉(YOSHIKI)と順位が決定。矢田がグローバルランカー1位だと判明すると、加藤も思わず「誰も勝てない…」と漏らした。
4位には釼持が入り、照井康祐(KOSUKE)が3位。残るは加藤と安部の2人となった。発表前、安部は「次は僕が1位になる」と自信をのぞかせていたが、ふたを開けてみると2位で、1位に輝いたのは前回に続き加藤。「1位をキープできてうれしい。責任感を持って頑張りたい」と語る加藤は、「Doctor! Doctor!』チーム全員がデビュー圏内に入れたこともうれしい」と、ポジション評価を共に戦った仲間への思いを言葉にした。
しかし、本当の意味で会場の空気が張り詰めたのは、“最後の1席”となる35位の発表。候補としてアーチャーと今江が呼ばれた。「成長する姿を見せたい」と必死に思いを語るアーチャーに対し、今江も「自分がやってきたことを信じるしかない」と覚悟の面持ち。
しばしの静寂の後、35位として名前を呼ばれたのは今江。「脱落してしまう練習生の分まで頑張らなきゃいけない」と語る彼の表情には、喜びよりも“残された者”としての責任がにじんでいた。
時に残酷な結果をもたらすのがオーディションというシステムだが、ここまで積み重ねてきた努力や涙、仲間たちと過ごした時間は決して消えることはない。“脱落”という結果に終わったとしても、この番組で見せた輝きは多くの視聴者の心に確かに刻まれたことだろう。
「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」は、毎週木曜夜9:00からLeminoで新エピソードを配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
(C)PRODUCE 101 JAPAN 新世界「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」はLeminoで配信中
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