
2024シーズンの“聖杯”を懸けた最終決戦。Jリーグ全60クラブが参加して争われたYBCルヴァンカップ決勝が11月2日に国立競技場で行われ、名古屋グランパスが3─3という激しい撃ち合いからPK戦の末にアルビレックス新潟を撃破。今シーズン限りでの退団が決まっている守護神ランゲラックとの最後のタイトルを勝ち取り、3年ぶり2度目となる大会制覇を成し遂げた。
戦前から注目されていたとおり、スタイルとスタイルが激突する展開となった。名古屋は守備からのスピード感ある攻撃、新潟はパスをつなぎながらのポゼッションサッカーを狙い、序盤から両チームが持ち味を発揮していく。
ファーストチャンスは新潟だった。前半8分、右サイドから中央を経由し、左サイドの谷口海斗が右足でシュート。前半9分には名古屋が見せる前線からの激しいプレスに対して角度をつけたパスでいなして攻撃に転じていく。前半14分には相手陣内でのダイレクトプレーからチャンスを作り出したが、宮本英治のシュートはまたもランゲラックに阻まれてしまう。
守備から攻撃に転じるサッカーで勝機を見出したい名古屋も積極的にボールを奪いにいくことで主導権を握ろうと試みる。ランゲラックのファインセーブ、中央を締めたディフェンスで流れを引き寄せつつ、相手のボール回しを前線の苛烈なプレッシングで防いでいく。
パスをつないで攻めたい新潟、前線からのプレスで押し込んでいく名古屋。双方のスタイルがぶつかり合う中で、その特徴が思わぬ形で試合を動かすことになる。
前半31分、自陣深い位置でビルドアップを図ろうとした新潟がGKから中盤に縦パスを入れたところに、名古屋FW永井謙佑が激しく襲いかかる。ややパスがズレたところに圧倒的なスピードで追いついてダイレクトで流し込み、名古屋が先制点を奪った。
さらに前半42分、名古屋が自陣からボールをつなぎ、新潟のお株を奪うような鮮やかなアタッキングで追加点を手にする。椎橋慧也のフィードに稲垣祥が抜け出してヘディングで落とし、ペナルティエリア内で和泉竜司がつないだところを狙っていたのは、またも永井。ゴール前での巧みポジショニングからワンタッチで押し込んでフィニッシュ。名古屋がリードを2点に広げて前半を折り返した。
後半、反撃に出たい新潟は後半20分、一気に攻撃的な3選手を投入するなど、ベンチワークでもピッチにメッセージを伝えていく。後半25分には途中出場したダニーロ・ゴメスが右サイドからカットインして左足クロス。ファーサイドに谷口が走り込むも、これは相手DFにはじき返される。だが、明確に攻撃の形を作り出すと、直後に同様の展開から新潟がゴールネットを揺らす。
後半26分、ダニーロ・ゴメスが同様に右からカットインしてクロス。ここで中央に飛び込んだのは谷口! 打点の高いヘディングでゴールにねじ込んで1点とし、ゴール裏を埋め尽くす新潟の大サポーターを熱くさせた。
同点を狙って攻勢を強める新潟は、左右から果敢に仕掛けて名古屋ゴールに襲いかかる。受ける展開になった名古屋は5バック気味にして守備に重きを置き、中央を締めながら守り抜いていく。後半39分には右サイドからダニーロ・ゴメスが放ったシュートをランゲラックが右手一本で弾き出してゴールを許さない。
終盤は必死に攻める新潟、懸命に耐える名古屋という構図が続く中、初タイトル獲得に燃える新潟が後半終了間際に可能性をつなぐ。ペナルティエリア内で小見洋太が倒され、これがVARのオンフィールドレビューを経てPKに。これを小見が自ら右足で沈め、後半アディショナルタイム11分という時間の劇的な同点弾で試合は延長戦へともつれ込むことになった。
タイトル獲得に燃える両クラブの意地がぶつかり合う大熱戦は、延長開始早々のタイミングでさらに試合が動く。名古屋が山中亮輔の左クロスから中央で競り合い、山岸雄也がつないだボールを中山克広がダイレクトシュート。2点の先行を追いつかれてしまった名古屋が、延長立ち上がりの時間帯で再び一歩前に出た。
5バックと4人の中盤で守りを固める名古屋。新潟はボールをつなぎながら押し込んでいくが、ゴールまで鉄壁の守備網を敷く名古屋を崩すことができない。
延長後半に入っても同様の展開が続く。まさにサッカースタイルとタイトルへの想いが激突した名勝負。そして延長後半6分、リードを許しても変わらずに攻撃サッカーを貫いた新潟が再び夢をつなぐ。長倉幹樹のスルーパスに飛び出した小見がワンタッチで冷静にランゲラックの脇を抜いてゴール。3─3のタイに追いつき、試合を振り出しに戻した。
その後も一進一退の攻防が続いたが、試合は同点のままタイムアップ。決着はPK戦へと委ねられた。
雨中のPK戦は2人目の長倉が右へ外してしまった新潟に対し、5人がキッチリ決めた名古屋が勝利。6万2517人という大会史上最多入場者数を記録した激戦のルヴァンカップ決勝を制し、3年ぶり2度目の頂点に立った。
取材・文=青山知雄
写真=徳丸篤史
【制作・編集:Blue Star Productions】
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