

映画祭代表の別所哲也と「MILL」加藤シゲアキ(写真左から)
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025(SSFF&ASIA2025)」のレッドカーペット&オープニングセレモニーが、5月28日に東京・TAKANAWA GATEWAY CITYで開催され、加藤シゲアキ(NEWS)が、スキマスイッチの大橋卓弥、常田真太郎と共に「MIRRORLIAR FILMS Season7」のトークセッションに出席した。
加藤シゲアキは「SUNA」で監督・脚本・主演を務める
27回目となる本映画祭の今回のテーマは、「creative active generative」。世界中のフィルムメーカーたちの“creative”が集結する映画祭は、作品とオーディエンス、クリエーターと企業が出会い、新たな化学反応が生まれる場を、“active”に創出していきたい。また、「生成AI」にも通じる新たなテクノロジーで新時代のクリエーティブを生み出していきたい(“generative”)という、SSFF & ASIAの現在地と未来図をテーマに映画祭を展開。
2025年は、世界108の国と地域から4592点の応募の中から選りすぐりの約250作品をリアル会場&オンライングランドシアターで上映する。
「MIRRORLIAR FILMS」は、クリエーターの発掘・育成を目的に、映画製作のきっかけや魅力を届けるために生まれた短編映画製作プロジェクト。このほど「SSFF & ASIA2025」にてショートフィルム文化の普及に寄与したことが評価され特別賞を受賞し、監督・キャストを代表して加藤とテーマソング「あの日の虹と僕らのアンセム」を制作したスキマスイッチがレッドカーペットとオープニングセレモニーに登場した。

加藤シゲアキ、大橋卓弥、常田真太郎(写真左から)
加藤は5月9日より劇場公開、5月16日よりLeminoで配信開始したSeason7の1作である「SUNA」で監督・脚本、さらに正門良規(Aぇ! group)とW主演も務めている。 同作は、愛知・東海市で起きた「砂」によって窒息死するという奇妙な事件の真相に迫るべく、刑事の狭川(加藤)と遠山(正門)が捜査を進める姿を描いたサスペンスホラーだ。

加藤シゲアキ
加藤シゲアキ、特別賞受賞に「大変光栄です」
授賞式では、映画祭代表の別所哲也から「特別賞」のトロフィーを受け取った加藤。その後のトークセッションで、受賞の感想を「大変光栄です。このプロジェクトは地方創生というテーマと新人クリエーターの発掘という部分もあるので、僕がこの場に立たせてもらうのは少しおこがましいと言いますか…。あくまでSeason7の一つの作品を撮っただけなのですが、『MIRRORLIAR FILMS』がSeason7まで続けてきた道のりが評価されたことは大変うれしく思っております」と感慨深い表情で明かした。
映画監督を務めるのはこれが2度目となるが、あらためて加藤は「実際に監督して思いましたけど、映画は一人では作れず、本当に多くの方の善意の上で成り立っています。そして、長く遠い道のりをかけて作り上げていくものなんです。本当に今日はこの場に来られなかった監督、キャスト、スタッフ、関わってくださった全員の思いの結晶がこのトロフィーなのではないかなと思って受け取らせていただきました」と本プロジェクトに携わった全ての人に敬意を表し、思いを背負って出席したことを伝えた。

大橋卓弥、常田真太郎(写真左から)
スキマスイッチ・大橋「本当に夢のような話」
一方、ロケ地である東海市出身の大橋は「僕が生まれ育った町ですので、お話を頂いたときに、東海市とコラボレーションしてくれることが本当にうれしくて。そのテーマソングを担当させていただけるというのは、本当に夢のような話で非常にうれしく思いましたし、感動しております。ありがとうございました!」とテーマソングの起用はもちろん、故郷が舞台になったことへの喜びを語った。
また、同プロジェクトのプロデューサーを務める阿部進之介、山田孝之からはビデオメッセージが到着。2人は先日フランス・カンヌで開催された「78回カンヌ国際映画祭」に参加しており、現地で収録したと思われる映像で「『MIRRORLIAR FILMS Season7』が特別賞を頂けたということでありがとうございます!今後とも我々もショートフィルムを盛り上げていけるよう頑張りたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします……シゲ~!」とメッセージが送られると、加藤は「(テンションが)軽いっすね!温度差がすごかったですね(笑)。でも、うれしいです」と笑みを浮かべていた。

大橋卓弥、常田真太郎(写真左から)
なお、「MIRRORLIAR FILMS Season7」は加藤監督作品の他に、お笑い芸人の加藤浩次監督による「Victims」、坂本ショーン監督作品「ウエディング」、武田成史監督作品「KUTSUYA」、香月彩里監督作品「ヒューマンエラー」の計5作品が順次Leminoで配信される。
櫻坂46・山崎天、映画初出演「丁寧にディレクションしてくださって…」
「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーでは特別賞のほか、TAKANAWA GATEWAY CITY アワードやJ-WAVE SOUND OF CINEMA AWARD、BOOK SHORT AWARD、話題賞など各種アワード受賞作品の発表や表彰、新作ショートフィルムの各種プロジェクト発表、上映も行われた。

関駿太監督、西垣匠、山崎天(写真左から)
その中で「GEMSTORE Creative Label produced by TOHO」の新作ショートフィルム発表のブロックには、「そこ曲がったら、櫻坂?」や「ちょこさく」(ともにLeminoで配信中)でも活躍する櫻坂46の山崎天が登壇。関駿太監督がメガホンをとった短編映画「ソニックビート」で映画初出演するということで、主演の西垣匠や他作品のスタッフ・キャスト陣とトークセッションに臨んだ。
これまでミュージックビデオやCMなどでは演技の経験があるものの、劇映画への出演はこれが初めてとなる山崎は「初めてだったので不安もありながら現場に臨ませていただいたんですけど、関監督が本当に丁寧にディレクションしてくださって。グラウンドで走るシーンを撮った後、控室に向かうまでの道で台本を見ながら『ここはこうなんだよ』って本当に細かく教えてくださったのが私の心の支えだったなとすごく思います」と関監督の丁寧な演出、フォローに感謝を込めた。
そして完成した作品について「ショートフィルムならではの醍醐味(だいごみ)であるスピード感だったり、音の迫力だったり、めちゃくちゃ格好良くて。自分が出ている作品はなかなか緊張して見られないし、(自分で見るのは)あまり好きではないんですけど、今回は初めて自分が出ている作品で面白いなって思いましたし、すごく好きになりました。楽しかったです」と笑顔で振り返った。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
※山崎天の「崎」はタツサキが正式表記

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」レッドカーペットより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより

「SSFF & ASIA2025」オープニングセレモニーより
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