柔道女子金メダル・角田夏実、柔道をやめようと思った時に引き留めてくれた存在とは…?『NumberTV』#9
スポーツ
『NumberTV』#9
NTTドコモの映像配信サービス「Lemino(レミノ)」では、さまざまなジャンルのトップアスリートを招き、彼らの競技人生における「最大の挫折」の真実に迫る『NumberTV』を配信している。その時何を感じ、どう壁を乗り越えたのか。選手本人が当時の写真と向き合いながら、復活までの道のりを明かす本格ドキュメンタリーだ。#9では、柔道選手の角田夏実の真実に迫る。
パリオリンピック柔道女子48kg級で、巴投げと関節技を武器に金メダルを獲得した角田夏実。高校2年生の時にインターハイで3位に入賞し、「来年こそは1位を」と日々稽古に励んだが、高校3年生のインターハイで準々決勝敗退に。当時について、角田は「高校3年生、ここで終わりかなって思った時でしたね」「もう柔道やめようかなって思いましたね。もう大学ではやらないなって思った時でしたね」と、高校で柔道をやめる決意をしたのだと語った。
しかし、それを当時の顧問・石渡先生に伝えると、「全国3位になって柔道やめる奴がいるか!」と一喝されたという。「石渡先生は柔道続けてほしいってずっと言ってて、で、学芸大学に入ったんですね」と、大学進学後も柔道を続ける道を選んだ角田。「石渡先生が結構ずっと言ってくれてて、『大会に出る時には連絡しろ』って言ってくれたりとか、先生からも連絡もらったりとか」と、高校を卒業してからも顧問がずっと応援してくれたと話した。
角田は「ずっと応援して声をかけてくれたっていうのが、本当に大学でまた頑張ろうと思うきっかけになりました」と、大学でも柔道を頑張るきっかけになった顧問の存在を懐かしそうに語るのだった。
【制作・編集:All About編集部】