

平祐奈”錘”の驚異的な記憶力が事件を解決に導く
平祐奈×丸山隆平がタッグを組む新感覚刑事ドラマ「FOGDOG」(読売テレビ)の第2話が7月28日にオンエアされた。6年前の“熊ひき逃げ事件”を追う狗飼錐(平)と猿渡響(丸山)は、事件の全貌をテンポ良く解き明かす一方で、自身の過去という大きな謎を視聴者に投げかけた。(以下、ネタバレを含みます)
異色バディが“霧”に挑む刑事サスペンス
本作は、相貌失認(そうぼうしつにん)を抱える休職中の警察官と、破天荒な検挙率ナンバーワンの左遷刑事が未解決事件を掘り起こすサスペンス。BABEL LABEL のナカモトユウと澤口明宏、そして『絶メシロード season2』の名倉良祐が3監督体制で、王道バディものにサスペンスと軽妙な会話劇をミックスした。
“顔を識別できない”23歳の狗飼錐と、暴力沙汰で飛ばされた“昭和魂”刑事・猿渡響。社会から浮きがちな2人だが、錐の記憶能力と猿渡の豪快な突破力で未解決事件を切り裂く。

型破りな猿渡(丸山隆平)と、鋭い五感と抜群の記憶力を持つ錐(平祐奈)
スピーディーに暴かれる“熊ひき逃げ事件”の真実
2人が挑む「熊ひき逃げ事件」は、署内で“都市伝説扱い”されてきた怪事件。被害者は当時15歳の朝日夏美(菊池姫奈)。目撃者の老人(五頭岳夫)は“黒い毛むくじゃらの熊が運転していた”と証言し、被害者の夏美は“白い毛に覆われた生き物を見た”という記憶を語る。
錐はふとした記憶から、古本屋にあった絵本『かいけつ!ミスパンダ』に書き込まれた“たつの花音”の名前を結び付ける。花音は、かつて捜査線上に浮上した龍野千智(青木さやか)の娘であり、現在15歳。証言と断片情報をつなぎ合わせ、目撃された“熊”の正体がパンダの着ぐるみだったと推理する。
錐と猿渡は、娘を喜ばせようと着ぐるみを積んでいた千智が人身事故を起こし、とっさにパンダ姿で身元を隠した――と仮説を立て千智を追及する。決め手に欠けていたが、被害者が娘と同い年だったからか、自省の念にかられた千智が自ら出頭。こうして6年越しの“熊ひき逃げ事件”は幕を閉じた。

ひとり娘を女手ひとつで育てる龍野千智(青木さやか)
丸山隆平の“噛みしめるセリフ”に宿る痛み
キャラクターの内面に踏み込んだ描写も、今回の大きな見どころのひとつだ。錐がサングラスをかけるようになったのは、幼少期の父とのやりとりがきっかけだった。顔が判別できない彼女のために、父はサングラスをかけている間だけは「周りはみ~んな笑顔」とおまじないをかけ、子供用のサングラスをプレゼントしてくれたのだ。以来、錐にとってサングラスは外の世界へ踏み出すためのお守りのような存在に。そして今話では、そのサングラスを失った瞬間、現実が瓦解し、彼女は激しいパニックに陥ってしまう。
動揺する錐に向かって猿渡はそっと語りかける――「日本の刑事がなんで2人1組で行動するか知っとるか?」。そして一拍置き、「お互いの“弱さ”を補うことや。今の俺には、お前が必要なんや」と続けた。言葉を噛み砕くように発する猿渡の台詞は、錐を励ますと同時に、自分自身への戒めのようにも響く。豪胆な男が垣間見せる脆さと覚悟、そしてそれを受けて視線を上げる錐のささやかな反応が重なり、“欠けた部分で支え合うバディ”という物語の核心が深く刻まれた。

一言ずつかみしめるように話す猿渡響(丸山隆平)
少しずつ輪郭を帯びる二人のバックグラウンド
また今話では、主人公たちを取り巻く人物相関も輪郭が濃くなった。錐がサングラスに固執する理由や、同居人の獅子王桔梗(原ふき子)と獅子王雅人(福山翔大)との不思議な共同生活など、“顔を判別できない”彼女が日常をどう支えているのかが、少しずつ浮かび上がる。一方の猿渡も、元上司・鬼頭康臣(高橋克典)とのピリつくやり取りから、左遷の背景が単なる暴力沙汰にとどまらないことを匂わせた。

今回ようやく笑顔を見せる錐(平祐奈)
「スピーディな展開」と「魅力的なキャラクターに潜む謎」に注目が集まる
事件の真相を軽快なテンポで暴きつつ、欠落を抱えた二人の過去がじわじわと滲み出る本作。SNSには「テンポが良くて見やすい」「次回予告が意味深すぎる!」と展開への期待が寄せられる一方、「錐ちゃんが天才なのに自己肯定感低めで共感」「変わろうとする姿勢が健気で推せる」「猿渡さん、粗削りだけど正義感が眩しい」など、主人公たちの人間味に惹かれる声も相次いでいる。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

獅子王雅人(福山翔大)と狗飼錐(平祐奈)は幼なじみの同居人

牛尾(梶原善)と豹頭(八村倫太郎)は通称”みかん部屋”コンビ

獅子王桔梗(原ふき子)は父を失った錐(平祐奈)の後見人
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