「私が殺されちゃってもいいの?」リーは歌舞伎町でわけあり女と出会う『飛鳥クリニックは今日も雨』第1話
ドラマ
『飛鳥クリニックは今日も雨』第1話
新宿歌舞伎町で看板のない何でも屋を営む主人公が、詐欺や未成年売春といった事件の真相に迫る『飛鳥クリニックは今日も雨』が映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。
東洋一の歓楽街・歌舞伎町で看板のない何でも屋を営むリーのもとには、いわく付きの事件が次々と持ち込まれる。事件には多様な動機を持つ人々たちが蠢いており、背景を読み解きながら落とし所を探らねばならない。そうしなければトラブルは無用に拡大し、解決どころではなくなるからだ。落とし所は、経験と勘から導き出される。若き日のリーには、落とし所の判断を誤り、同棲していた恋人を失った経験があった……。
リーは、8年前の出来事を思い出していた。知り合いの男から「囲われていた不良がひどいやつで、命からがら逃げてきた」という女をリーの家に泊めてほしいと頼まれる。男から金を受け取り女を預かったリーは「これやるから漫画喫茶にでも行け」と金をわたして女を冷たくあしらう。「絶対行きたくない」と拒否する女に「どこにでも行け、好きにしろ」というリーだったが「私が殺されちゃってもいいの?」といわれ足を止める。「死のうかな」とつぶやく女にリーは「お前自殺とかすんじゃねえぞ」と強い口調で叫ぶのだった。
『飛鳥クリニックは今日も雨』
【制作・編集:All About編集部】