
撮影:大野代樹櫻坂46 三期生にインタビューを行った
櫻坂46 三期生が総出演するドラマ「路地裏ホテル」が3月6日(金)昼12時から、Leminoで配信される。同ドラマは、都会の喧騒から離れた場所にひっそりと存在する“路地裏ホテル”を舞台に、ホテルの支配人(仲村トオル)から鍵を渡された宿泊客の女性たちが、ホテルでの一夜の不思議な“異世界体験”を通して成長していく青春ファンタジー作品。
物語のメインキャストを務めるのは櫻坂46 三期生の11人。2023年1月の加入から約3年、これが三期生にとって初めての本格的なドラマ出演となる。今回はエピソード1「修学旅行の話」麻里役の村山美羽、エピソード2「叶えたい10のこと」香織役の石森璃花、美名役の小島凪紗、エピソード3「ハートに火を点けて」スズカ役の谷口愛季、エピソード4「標的」紬役の的野美青、エピソード5「あのときの声」京花役の向井純葉にインタビューを行い、それぞれ演じた感想や、役の上で同期と共演した感想を聞いた。
石森「3人とも普段の性格と違う役どころで…」
――ご自身が出演するエピソードの脚本を読んだ感想、役柄の印象を教えてください。
石森:「叶えたい10のこと」は、私と遠藤理子と小島の回なのですが、3人とも普段の性格と違う役どころでしたので、演じたときにどんなふうになるんだろうというのが脚本を読んだときの第一印象でした。
小島:自分がどの役を演じるのか分からないまま最初に脚本を読んだときは、純粋に「感動する話だな」と思いました。実際に演じてみると璃花と同じで自分と正反対の部分が多く、想像するのが難しいところもありましたが、演じていくうちに美名ちゃんになりきれたんじゃないかなと思いました。
谷口:最初に台本を頂いたときから、スズカというキャラクターが「本当に私なんじゃないか」と思うほど共感できる部分も多く、ずっと私にしか見えなくて(笑)。自分としっかり重ねながら演じることができたかなと思っています。
的野:私たちのエピソードは、「路地裏ホテル」では唯一のミステリーな内容。個人的にミステリー作品が大好きで、映画もドラマもよく見ていたジャンルなので、演じる側になれたことがすごくうれしかったです。ただ、分かりやすい犯人や被害者ではなく、私は“見ている側”というのがちょっと難しいところでした。弓道はいつかやってみたいなと思っていたので、ドラマ撮影を通してできたことはとてもうれしかったです。
向井:私たちの物語は現実世界でも共感できる方が多いのでは?と思います。私が演じた京花ちゃんは、応援団に所属している子で、いつも明るく、クラスの中心にいるようなタイプ。学生時代の私とは対照的な子なのですが、気持ちの持ち方や明るさ、みんなを引っ張る力もすごいなと思うキャラクターですし、演じることができてうれしかったです。
村山:私の回は恋愛系なのですが、最初に脚本を読んだとき、誰が誰を好きなのか正直分からなくて…。一緒に出演した中嶋優月とも「誰が誰を好きなんだろうね」と話し合いました。それくらい複雑な心情が描かれた物語なんです。私の役のことは、たぶん誰も好きじゃないんですけど(笑)。いろいろな感情に切なくなりつつも、楽しく撮影できました。
撮影:大野代樹櫻坂46 三期生の村山美羽、小島凪紗、石森璃花、谷口愛季、的野美青、向井純葉(写真左から)
的野「表情でどう表現していくのかが大変でした」
――実際に撮影してみて感じたことや撮影時に大変だったこと、印象的なシーンについて言える範囲で教えてください。
石森:初めてドラマに出演させていただいたので、一視聴者として見ているときは、自然に物語がスッと入ってきましたが、実際に自分が出演者になってみると驚くことが多かったです。一つのシーンに対して何カットも撮って、画角の調整、光の入り方、外の撮影であれば太陽の動き、雲の動きとか、そういうところにも気を配っているんだなと。こんなに一つ一つのことを皆さんが調整してくださって、シーンが出来上がっているという難しさ、大変さを感じました。
小島:私は、理子と璃花それぞれとの掛け合いのシーンでは、あまり長いセリフをしゃべるというよりは、一言ずつポンポン会話を進めていく感じだったんです。その間(ま)の取り方や、どこをどうためてしゃべるかというところがすごく難しかったです。普段の私だったらすぐに言葉を返しちゃうようなところでも、私が演じる美名は内に秘めているものをたくさん持っていて、とても言葉を大事にしているから、ゆっくり返答するところがあるので。そこが新鮮でした。
谷口:スズカと似ている部分はあるのですが、ノア(村井優)に強い言葉を言われたときに、「自分ならこう思うけど、スズカはたぶんこういう表情をするんだろうな」と想像することが難しかったです。あと、あるライブのシーンでお客さんを煽りにいくところがあって、たくさんの方の前で「いけんのか~!」って煽りをするのは緊張しました。
的野:映画でしか見たことのないアクションシーンをすることが多かったですし、どこで誰に殺されるか分からないし、急に裏切られたりするかもしれない。常に緊張感があるお話なので、表情でどう表現していくのかが大変でした。私が演じる紬は長いセリフがなく、台本上でも「…」が多いんです。まゆ毛や、ちょっとした顔の動きなどで変化をつけて伝えなきゃいけなくて、それがすごく難しかったです。
向井:「応援団長なので、みんなとのコミュニケーションを大切にしてほしい」と最初に監督から伺っていたんです。でも、人生で一度も応援団の経験がなく…初めて会う皆さんの前で、「じゃあ次ここから始めます」とか「これから言いますよ~」とか、そういうふうに団員たちに指示するのも大変でしたし、大声を出すのも難しかったです。
村山:私は出演していない場面なんですけど、中嶋演じる唯香と黒田くんのデートシーンの撮影に同行していたんです。唯香はタイムスリップしている設定なので、黒田くんとのテンション感にギャップがあって、やりとりをするのが難しそうでした。
村山美羽、小島凪紗、石森璃花、谷口愛季、的野美青、向井純葉撮影:大野代樹
向井、山下瞳月と共演「新しい一面だなと思いました」
――メンバーと“役として”共演してみてどう感じましたか? 普段との違いというか、新しい一面を発見したことがあれば。
向井:私は山下瞳月と共演しましたが、たくさん共演者の方がいる現場だったんです。私は人見知りしてしまって、初対面の方とコミュニケーションを取るのがあまり得意ではないのですが、山下は逆にとても上手で。コミュニケーションを取っている場に私も引き入れてくれたり、私がどうしたらいいか分からずに困っているときは強く引っ張ってくれたり、そういうのは新しい一面だなと思いました。
――村山さんは中嶋さんとの共演ですね。
村山:優月ちゃんがもともと真面目なことは分かっていましたが、現場にいるだけで、すごくその場が明るくなるんです。それがいいなあって思いながら一緒に演じていました。
――谷口さんは村井さんと共演なさっていますが、役で向き合っていかがでしたか?
谷口:とても真っすぐな芯のある子で、そこは村井自身もノアという役柄と共通しているなと感じました。真っすぐな目で、静かに刺さる言葉を言ってくるシーンがあるのですが、真っすぐ過ぎて直視できなかったです(笑)。本人の思いとノアの思いが両方重なるような感じで、すごいなと思いました。
――的野さんは小田倉麗奈さんとの共演ですね。
的野:私の回は笑うシーンがないんです。ずっと真顔だったり、焦っていたりとか、そういう表情ばかりで。麗奈は不敵な笑みをする子の役で、いつもとは全然違うちょっと怖い表情だったり、セリフだったり、言葉のトーンが新鮮でした。でもそれも違和感があるわけではなく、麗奈に合っていたので、意外だったというよりは、新しい一面が見られた感覚でした。
石森、小島を絶賛「本当に何にでもなれるんだなって」
――小島さんと石森さんは遠藤さんとの共演です。
小島:前日の夜に一緒に脚本を読んでいたのですが、とにかく理子はセリフを覚えるのが早いんです。本当に一瞬で大量のセリフを覚えていて、本当にすごいなと感動しました。私たちは振付や歌を覚えることはあっても、セリフを覚えるということはこれまであまりなかったので余計に驚きました。
石森:理子ちゃんも凪ちゃんもアニメがすごく好きというのもあると思うんですけど、声の抑揚のつけ方、トーンの調整の仕方が上手で、すごく好きだなと思いながら見ていました。理子ちゃんの役柄はすごく明るくて、口調に合っていて、さらにいいなあと発見しましたし、凪ちゃんは普段と正反対の役でしたけど、カメラが回った瞬間にはちゃんと役になりきっていて、本当に何にでもなれるんだなって思いました。
小島:えっ!? うれしい(笑)。
石森:でも努力を表に出さないだけで、たぶん事前にたくさんいろんなことを調べたり、準備をしてこその当日だったと思うんです。いつも明るい子なんですけど、たくさん努力する子でもあるんだなと、この期間でより強く思いました。
小島:はい! はい! 私も璃花のことを言いたいです! ネタバレにはならないと思うんですけど、劇中ではそんなに仲良くないんです。本番中も「本当に嫌われているんじゃないか?」って思うくらい、1対1で話すシーンでも迫力があって、そのくらい本当に演技が上手だった。映像で見るのがとても楽しみです。
石森:うれしい(笑)。ありがとう! 楽しみだね。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
村山美羽、小島凪紗、石森璃花、谷口愛季、的野美青、向井純葉撮影:大野代樹
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