ずっと秘めていた想いをアリスに伝えるほのか『アリスさんちの囲炉裏端』第9話
ドラマ
『アリスさんちの囲炉裏端』
10年ぶりに東京から地元に帰ってきて囲炉裏のある古民家にひとりで暮らすアリスと、久しぶりの再会にドキドキしていた男子高校生の晴海。年の差がある幼馴染のふたりの癒やしのグルメドラマ『アリスさんちの囲炉裏端』が映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。
秋山ほのかは祖母からもらった紅茶をアリスの家に届けに行くと、ちょうど食べて欲しいものがあると水瀬アリスは言い、家の中へ招き入れた。
囲炉裏の上で焼いていた干し柿をアリスはほのかに渡し、「美味しい」と呟くとほのかにアリスは「よかった」嬉しそうに笑う。ほのかは「アリスさん、あのね……」と話しかけ、伝えないといけない事があるとアリスに告げた。
森山晴海のことが好きだったこと、アリスのこともこの家のことも好きだったからこの気持ちは言わないでおこうと思ったこと、そしてアリスと晴海が手を繋いでいるのを見たことをぽつり、ぽつりと呟き、「ごめんなさい、もうここには来れないから」と言って立ち去ろうとするほのかにアリスは「ごめんね、ほのかちゃんの気持ちに気付かなくて……傷つけてしまって」と謝った。そして「最後だなんて言わないで、またいつでも来て」と引き留めると、ほのかは「いいの?」と潤んだ瞳でアリスを見つめた。アリスは嬉しそうに「もちろん」と言ってほのかを抱きしめ、「ありがとうね、大切にしてた気持ち伝えてくれて」と感謝し、ポロポロと涙を流すほのかを優しく抱きしめ続けた。
【制作・編集:All About編集部】