若き天才・バドミントン選手の桃田賢斗を襲った不幸な運命とは…?『NumberTV』#10
スポーツ
NTTドコモの映像配信サービス「Lemino(レミノ)」では、さまざまなジャンルのトップアスリートを招き、彼らの競技人生における「最大の挫折」の真実に迫る『NumberTV』を配信している。その時何を感じ、どう壁を乗り越えたのか。選手本人が当時の写真と向き合いながら、復活までの道のりを明かす本格ドキュメンタリーだ。#10では、男子バドミントン・桃田賢斗の挫折と苦悩に迫る。
中3で日本一、高3で日本人初の世界ジュニア優勝という快挙を成し遂げ、若くして「天才」の名をほしいままにした桃田賢斗。一度違法賭博で無期限の競技会出場停止を命じられてしまうが、奈落の底から這い上がり、世界バドミントン選手権優勝、全英オープン優勝と好成績を収めた。
しかし、そんな桃田を不幸な運命が襲う。マレーシア遠征中に交通事故に巻き込まれてしまったのだ。当時を振り返る桃田は「何が起こったのか全く分からず、顔血だらけになってて。体が痛くて、道路に体育座りしていた感じですね」と語った。
右目の眼窩低骨折で全治3カ月となった桃田は、ぼやけたまま戻らない視界に、引退することも脳裏をよぎったという。しかし、「たくさんの人からメッセージいただいて、すごく勇気づけられましたし、運動を再開した時に思うように動けないとかすごいしんどかったんですけど、そういった人たちの言葉でまた頑張ろうって思えましたし」と、再びバドミントンを始めることを決めたきっかけを語った。
【制作・編集:All About編集部】